こちらはジャンルなしオンラインもくもく会 Advent Calendar 2021 9日目の記事です。
Salesforce 認定アドミニストレーター について、 社内の人と話すことがあったので、簡単にまとめておこうと思います。
本記事は、Salesforce 認定アドミニストレーター受験を目指している方 を対象にしています。
■Salesforce 認定アドミニストレーターとは
こちらを参照してください。 tandc.salesforce.com
■受験してみてわかったこと
受験してみてわかったのですが、下記に当てはまる方にとっては 相当に難易度が高い試験だと思います。
- セールスフォースを使ったことがない
- セールスフォースについて社内に詳しい人がいない。
難しい理由
難しい理由は、セールスフォース以外から発信される情報量が 圧倒的に少ないことに起因しています。
たとえば、企業の認定資格であるAWS認定やオラクル認定資格と比較すると、 資格対策においての解説書は数多く出版されています。
しかし、セールスフォースに関しては皆無です。
その理由は仮説ですが、資格をもつ人は、実際の現場に通用する人材を送り出したい という意図があるでのはないかと思っています。
- 実際にセールスフォースを操作して普段から問題解決している人を試験に通過させたい
- 逆に、セールスフォースは普段操作しないが、過去問対策だけで通過する人は試験を合格させたくない
車に乗る練習をしないで、ペーパー試験だけで、免許を取らせたくない、みたいなイメージ(伝わるかな?) 過去問だけで試験に合格した人が、セールスフォースの現場に立ったときに役に立たないみたいな声もあると聞きました。
情報量が限られるでの、身近にセールスフォースが詳しい人がいない場合には 相当辛い試験です。
一方で、周りに詳しい人がいて質問できる環境がある場合は 合格の確率がグッと上がる試験でもあります。
企業においてSalesforce 認定資格を取得していく場合には、 組織として、どのように支援していくかがポイントとなります。
実際、ある企業で何人も合格者を輩出している所では、自前の模擬試験があったり マネージャーが学習計画をたてて、その進行をしていたりと、組織として 対応している企業も見受けました。
私の場合、セールスフォースのパートナー認定を取得するために 試験を受験しました。普段からセールスフォースの操作を頻繁にするわけでは なかったので、勉強にはかなり苦労しました。
こちらは私がとった学習方法ですが、 なにかの参考になればと思います。
■学習方法
1) trailhead
【Salesforce公式】認定アドミニストレーター資格 対策 Trailmix | Salesforce Trailhead
セールスフォースから自習教材が出ていますので、 ここに従って進行していく形となります。
独特の日本語で若干苦しむと思います。
実際のテスト環境にふれることができるので、ここで色々操作をしてみることが大切です。
上記の試験範囲を参考にして、実際の操作をすることで 利用イメージをふくらませていました。
たとえば、試験範囲の中で、 組織の設定にある情報を説明する (例: 会計年度、営業時間、通貨管理、デフォルト設定) とありますが、ここで、実際に会計年度を設定するなどして、実際の画面でどうなっているか 何度も確かめていたりました。
2)Salesforce Certification Days
セールスフォースから提供されている無償トレーニングとなります。 このセミナーでとったノートのメモを何度も復習して見返していました。
3)過去問
セールスフォースが提供する過去問となります。 英語ですが、deeplを駆使して解いていました。
ここの過去問で、回答率が90%をこえたら 合格が近いのではと思います。ここから何問かは実際の試験にでてきました。
4)ヘルプページ
最終的に機能でわからないことがでてきたら、 セールスフォースのヘルプページを参照する形となります。
独特の日本語と、あと情報量が多すぎるので、 取捨選択が必要です。
試験範囲と過去問から、どの情報をおぼえるべきか 逆算する必要があります。
5)Trailblazers Event
有志の方がセールスフォースの勉強会を立ち上げられていて わからないことには質問に答えてくれます。
皆さん本当に徳の高い人たちばかりで ここでは本当にお世話になりました。
今後も引き続きお世話になると思います。
5)有償トレーニング
教育予算に余裕がある企業は、有償トレーニングを受けるのが、一番近道かと思います。 私はうけていないので、内容はなんとも言えないですが、受けた人の感想を聞くと良いみたいです(伝聞)
■最後に
来年の1月末にセールスクラウドの試験が控えているので がんばってみようと思います。
ジャンルなしオンラインもくもく会の皆さんにも、この半年、かなりお世話になりました。 定期的に勉強する習慣がついたのは会の皆さんのおかげです。
もくもく会のご参加は下記のリンクまで。